家族だけの結婚披露宴

結婚披露宴といえば大人数を呼んで華やかなもの、というイメージもありますが、最近ではごくごく近しい家族だけで結婚披露宴を行うという方も非常に増えています。
例えば両家の両親と兄弟姉妹のみですとか、そこに祖父母を招いて、といったアットホームな披露宴というのも非常に増えているのです。

こうした場合、友人や会社の方々などを招いての披露宴とは少し趣が違ってきます。
大人数での披露宴の場合には、司会進行役がいたり余興があったりと様々な演出を考えなければなりませんが、ごく少人数の家族のみの披露宴の場合にはそうした必要はあまりないでしょう。

どちらかというと食事会といった雰囲気に近くなります。
まずお互いの家族どうしの自己紹介をして、その後歓談をしながらの食事といった流れです。
10～20名程度での披露宴であれば特別に司会進行などが無かったとしても進行が滞ってしまうとかそういったこともまず無いでしょう。

また、親兄弟のみを招いての披露宴といった場合、特に引き出物などを考えるといったことも無いでしょう。
もしも何か贈り物がしたいと考えている場合には、引き出物という形よりはそれぞれに対してプレゼントを用意するというのが良いかもしれませんね。

逆にその他の親戚を招いての披露宴をするような場合には、少人数のものであったとしても何か引き出物を用意しておいた方が無難と言えるでしょう。
というのも、披露宴に呼ばれた親戚としては、やはり御祝儀を用意していくことが一般的と考えられるからです。
一生に一度のことになる結婚披露宴ですから、滞りなく行いたいと同時に様々な希望を叶えたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

少人数での結婚披露宴の場合、用意しなければいけないもの自体が少なくなってきますので、そうした希望も比較的盛り込みやすいというふうに考えられます。
例えば少人数であれば少し遠い場所にある会場であったとしても希望に見合う場所があればそこへ招待することもそれほど難しくはないでしょう。