感動とサプライズ

結婚披露宴で一本締め?

結婚披露宴などでは最後に手締めで締められるということがしばしばあります。
手締めにはいくつかの種類がありますが、一本締めは特に使われる頻度の高い手締めと言えるでしょう。

一本締めと聞くと「よぉ~、パン」で締めるものと考えている方も見かけますが、実はこれは一本締めではありません。
これは一丁締めといって手締めの中でも最も簡略化されたものですから、結婚披露宴で行うのには不向きな手締めです。

では一本締めはどのような手締めなのかというと、「よぉ~、パパパン・パパパン・パパパン・パン」で締めるやり方です。
一本締めは本来この形なのですが、一丁締めと混同されやすいため、実際に手締めを行う時にも間違えてしまう方がいます。
ですから、一本締めの音頭を取る場合には事前にどういった調子で行うものなのかを口頭で伝えるようにすると分かりやすいかもしれません。

また、この形式も全国で全て同じというわけではなく、地方ごとに若干違いがあります。
土佐地方などでは関東で一丁締めと言われるやり方が一本締めにあたるようです。
ですから、地方ごとの風習なども事前に調べておいた方が良いかもしれません。

一本締めに対して三本締めという手締めもあります。
これは一本締めを3回繰り返すというもので、一回目は主催者に二回目は来賓や来客に三回目は今回参加できなかった人に対して行うものと言われています。

一本締めを行うのにも音頭が必要になってきます。
この場合、新郎新婦は音頭をお願いする方に事前に依頼をしておかなければいけません。
依頼の仕方は基本的に他のご挨拶などと同じで、早い段階でまずは電話や直接会った時などに一本締めの音頭をしてもらいたいということをお願いしておきます。
それで了承してもらえたら、招待状に付箋などで改めて「当日披露宴で一本締めのご発声をお願いします」という旨を伝えるようにしましょう。

一本締めは物事が丸く収まるということを表しています。
新郎新婦の結婚が全て丸く収まるように一本締めで締めるというのも良いのではないでしょうか。