結婚披露宴は誰のもの?
結婚式や披露宴は一体誰のためのものなのでしょうか?この疑問に対する考え方は、どうやら世代や男女によって随分と違ってくるようです。
まず結婚式や披露宴を行う本人たちの世代がどのように考えているのかというと、
親世代と比較して「両親のためにするもの」と考えている割合が多いようです。
最近では地味婚などといって披露宴を行わないようなカップルも増えてきていますから、そうした影響から、
本当は特別結婚式や披露宴をしたいとは思っていないけれど親の希望を叶えるためにするというカップルも多いのかもしれません。
一方親世代はというと、子世代と比較すると披露宴は「本人たちのためのもの」という意識を持っている方が多いようです。
特に女性の場合にはそのように考えている傾向が強く表れています。
この調査結果から見ると、結婚披露宴については親は子供のため子供は親のためと思って行っているということが1つ言えます。
しかし、実際に結婚式や披露宴を行うとなると、両親や親戚とのやり取りで揉めてしまうということも少なくありません。
地域のしきたりとしてはこのようにしなくてはいけないとか、誰々を呼ばなければいけないとか、引き出物はこのようにしなければいけないとか、
そうしたことでやり取りをするうちにそれが揉め事に発展していってしまうことも充分にあり得るのです。
中には地域のつながりのために、新郎新婦が直接知らない人まで招待しなければならず大変なことになった・・・、といったカップルもいるようです。
親は子供のために子供は親のために、と思って行われるというケースの多い結婚式や披露宴ではありますが、このようにどうにもうまく噛み合わないということも稀にあるようです。
結婚披露宴をしようという時に大切なことはおもてなしの気持ちです。
特にそれを伝えたいのは両親ということになるのでしょうから、その希望はできる限り叶えてあげたいと考えるのも当然と言えるでしょう。
どのような結婚式や披露宴にしたいのか、お互いの気持ちをきちんと意思疎通することが大切です。